2014年9月26日金曜日

「ある精肉店のはなし」を観て 

「ある精肉店のはなし」の上映会に参加し、監督や出演者のトークを聞き、北出精肉店の肉を堪能したあと、やはりおとなの学びのメンバーで居酒屋へ行こうということになりました。私たちの研究会は、昼間のおしゃべりと居酒屋のおしゃべりが混然となって成立するのです。今日は、メンバーのひとこと感想の前半をお届けします。写真は、中庭のパーティをたのしむ監督と出演者です。
浅野さん。家業があって、家族が一つになっていくことの良さを感じました。今、そのようなことが失われていることが、子どもたちの悩みや生き辛さに表れているのかも知れません。
久保さん。いいドキュメンタリーは、人をていねいに描いています。澄子さんが、「もう何でも撮って」とおっしゃるほどに、入り込んでいたからこそ、登場した人が役者のようになっていったのではないでしょうか。
室井さん。暗いけど、温かい映画だなと思いました。浮穴さんが富田林の公民館にいらっしゃったとき、アジアの映画まつりを企画されていましたが、そのときのことが蘇りました。
今井さん。地元貝塚に住んでいながら、と場に行ったことがなかったんです。でもこの映画と出会って、自分の子どもにも見てほしいし、その子と付き合っている相手にも見てほしい。この映画はとても自然体で、人権とか差別を声高に叫ぶのではなくて、毎日の生活をコツコツやり遂げていくことによって、親の暮らしが見えてきて、自分たちの暮らしが見えてくる。そこがいいなと思いました。いろんな人に見てほしい映画です。
西村信子さん。初めて見たときはこわかったけど、2回目の今日はストレートに入ってきました。職人としての手早い動きを見ていると、何故牛をさばくことを差別や偏見の目で見られたのかなと疑問が浮かんできます。泉南市で上映会をしたとき、監督さんに来ていただいて、「出会いの映画です」とおっしゃっていました。今日は、この映画の全てを受け入れることができたように思います。
大西さん。泉南に出かけたとき、北出精肉店を訪ね、新司さんに話を聞く機会がありました。映画を見て、その時の話と重なるところがたくさんありました。北出二三子さんが入院して、退院したとき、家族みんなで迎える場面が、なんと温かいんだろう。やっぱり、家族の温かさがいいなと思いました。
鷹家さん。今日は2回目ですが、1回目は映画のあと新司さんのお話を聞くことができました。何しろ、画面どおりのまじめな方です。今回の映画を撮ることについて、いろいろな反対があったそうですが、それでもやろうと決断された思いも、その時お聞きしました。そういう思いが、この映画に結実しているように感じます。全国でこの映画が自主上映されていることに、拍手を送りたいと思います。

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